中学三年生が命をかける

バトル・ロワイアルという作品

ここまでの作品を見たという人はどっぷりと監督について知っているでしょう。ですが筆者の場合、あまり映画に関心を寄せない年代だったこと、さらにヤクザ映画などを見ても怖いという先入観から見る事は10代の頃ありませんでした。今になって見てみたいと思うものの、それより前に深作欣二という監督の存在を知るきっかけはあった。それは2000年において当時話題を撒き散らし、同年代の少年少女たちに、もしかしたらあったかもしれないと感じさせる映画を監督が製作したからだ。

何を言うまでもなく『バトル・ロワイアル』という、中学生同士が自分の生死を掛けて命をかけた殺し合いをする映画作品です。この作品が公開された当初、ちょうど映画のレーティングに引っかかって劇場で鑑賞することが出来なかったが、学校内で話題だったことを覚えている。友人に原作小説を借りて見た時は、この作品の映像化になぜか惹かれるものがあった。

そして翌年、高校入学とともに公開されていた『バトル・ロワイアル特別編』を見て、筆者自身が初めて深作欣二という存在を知ることになった、そういう意味で思い入れのある作品になっています。何せ中学生が突如銃器を渡されて殺し合いに投じることになるのだから、話題にならないわけがない。国会でも問題作だと訴えられましたが、それが皮肉にもヒット作に押し上げてしまったのだから、何だかんだで国もイチオシだったのかと言いたくなる。

けれどどうしてこんな作品を映像にしようと思ったのか、その点だけが気になったので調べてみると、監督には監督らしい鬱屈した世界観があったようです。

オススメの深作作品

学徒動員時代に感じた憤り

きっかけになったのは監督が太平洋戦争時において学徒動員として、戦時における軍需工場で従事していた頃のことだ。この時監督は奇しくも映画の中で繰り広げられる少年たちと同じ中学三年生で、ある日勤務中に米軍からの艦砲射撃が工場を直撃する。辛うじて生き延びたが、監督の友人は犠牲となってしまい、バラバラになった遺体をかき集めたと言われています。

その体験談によって、深作監督は社会に対する憤りや大人に対しての憎しみなどを強く持つようになり、それが自身の人格形成に大きく影響をもたらしたと語っているほどだ。それだけの地獄があったことが伺えます、逆に言えばその地獄を生き延びていたことの方がこの場合奇跡と言えるのかも知れません。

そうした経験もあって、いつか映画を作るとなったら自分が感じた絶望を表現するために中学三年生を題材にした作品を作ろうと考えていたというのだ。そんな監督へ、息子である健太さんがオススメだといって示した作品こそ、バトル・ロワイアルだったのです。

運命の巡り合わせ

元々バトル・ロワイアルもホラー小説大賞の最終選考にまで残るも、その過激過ぎる内容から批判を受けて落選してしまった作品を、太田出版の関係者に見定められて出版されたのです。日の目を見ることのなかった作品が世に出て、息子である健太さんの目に止まったこともあって、息子の勧めで読んだ原作小説を見てすぐに売れると確信したようだ。そういう意味では目利きが凄いというのか、そして天下の深作欣二に見初められたという意味で、原作者の高見広春さんも運命だったのかもしれません。

中学生どうしの殺し合い

そうして映像化までの段取りが行われていきましたが、センセーショナルを通り越して問題作になってしまったバトル・ロワイアルはたちまち映画ファンに見なきゃダメだろうと言われるまで有名になった。この作品によって筆者のように、今まで深作監督のことを知らなかった人たちにまで認知されたのだから、そういう意味でメディアの貢献度も高いでしょう。

ただ同作品に出演している俳優陣がまた凄く、若手俳優の中でも屈指の実力を有した男優・女優が数多く出演し、中にはあのクエンティン・タランティーノに見初められてハリウッドデビューも飾った人まで出てきたほどだ。深作クオリティとはそうした世界進出まで手助けをしたから凄い、そして現在まで一線で活躍している人がほとんどであるため、若手の中でも選りすぐりの卵を発掘したことも深作監督自身の才能でしょう。

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中学生の青春群像撃として

この作品は3日間という限定された中で、一人の勝者を選ばなければ全員死亡するという、絶望的な状況に立たされる。その中で友人との最期を取るか、自分だけ生き残って全てを殺すか、ただゲーム感覚で遊び半分で興じるか、そんな人間めいた欲望渦巻く作品となっている。

そんな作品の中で活き活きと演技する深作監督も、例え脇役だろうと手の動きや言葉使い、そして感情表現の細部にまで細かく指導するメイキングもまた見ものになっています。そういう意味でこの作品に出演した俳優の殆どが、深作監督に出会えて良かったと心から感謝している人も多いという話もよく聞かれる。

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